岬めぐりの旅:北へ



稚内に到着



東京から 1574.6 km


指宿からは 3084.0 km

去年砂かけ婆さんに生き埋めにされたっけなぁ。
線路がここで終わっている。
昔はこの様にその先の港まで線路が続いていたが 最近の駅再開発でターミナル型となったのだ。
ホテルでチャリを借りて裏山の開基百年記念塔へ。

タワー自体は80mだが、海抜では250m。
開基百年記念塔の基部は北方記念館という博物館。


1Fは間宮林蔵の展示が主で
2Fは樺太関連の資料室となっている。
エレベーターで展望室へ



よくできた比高図……って何故かウルトラマン40m!

本当に実在する宇宙人だったのか??
どこまでも青い海が美しい展望室からの眺め。 空気がもう少し澄んでいれば樺太も見えるそうだ。
教学之碑(右)と氷雪の門(左)
氷雪の門(樺太島民慰霊碑)



海の遥か向こうに樺太を望む稚内公園の丘に、

樺太への望郷の念と樺太で亡くなった人々の慰霊のため建立された。
九人の乙女の像



1945年8月20日、樺太真岡へのソ連軍侵攻に際し、

真岡郵便電信局にて連絡業務のため残留し自決した

女性9人の電話交換手の慰霊碑。
行幸啓記念碑



御製「樺太に 命をすてし たをやめの 心を思へば むねはせまりくる」

御歌「樺太に つゆと消えたる 乙女らの みたまやすかれと たゞいのりぬる」
山を降りて本旅最大の目的地であるラーメン屋へ。

参照: http://smcb.jp/_photo_view?pic_id=32800088
さっぱりした塩ラーメンはどことなく懐かしい味。
稚内港のシンボル北防波堤ドーム。


1936年完成のこの防波堤は70本の太い円柱と
半アーチ型の回廊が400m以上に渡って伸びている。
稚泊航路記念碑と蒸気機関車C55の動輪。


戦前はここから樺太へ連絡船が出ていた。
稚内港に停泊する巡視船「もとうら」(左)と「れぶん」(右)
30分ほどチャリをこいでノシャップ岬に初めて立つ。
ここの稚内灯台は日本第2位の高さ(42.7m)を誇る。
ノシャップ岬から今日も素晴らしい夕陽を拝む。
夕陽に染まる利尻島
うまい具合に船と鳥が画角に入ってきた。
今日も良い一日をありがとう。
隣ではライダーたちが夕陽を背に一生懸命
オネェちゃんを口説いていた。
夜の稚内駅
夜は久々に味噌ラーメンを食べる。

参照 http://smcb.jp/_photo_view?pic_id=32800104
ラーメン食べた後は夜の副港市場と北防波堤ドームを見てから寝た。


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