岬めぐりの旅:北へ



降りた客がぞろぞろと歩いて行くのでついてくと、

先頭に北海道内をけん引した青い機関車だ。
行ってしまった…



当初は室蘭を見る予定だったので札幌では16時まですることがない。

さてどうするべ。。。
とりあえず駅ビルの大丸に入って糞したついでに
催事場でやってた「全国味めぐり」物産展をひやかす。

腹が減ってたので讃岐うどんとか博多もつ鍋とかいろいろ試食したが、
北海道に来て内地の食い物を漁るってのも何気にオカシナ話・・・
時間つぶしにモレエ沼公園へ。


ここ石狩川の蛇行が残した湿地はゴミ捨て場として使われていたが、
イサムノグチと言う人に設計してもらって公園として蘇った場所。

言うなれば札幌版の「夢の島」といった感じか。
一番目立つピラミッドみたいな山にまず登ってみる。
上からの景色はなかなか良かった。

遠くには札幌の中心部が見える。
公園内にはピラミッドみたいな形が他にもまだ沢山ある。
ガラスのピラミッドもある。
山頂で昼食。


通常の1.5倍大きいコンビニおにぎりが期間限定の
お得な100円セールで売っていた。(4こ食った)
ピラミッド山(実はモレエ山というそう)の反対側から降りる。
そしたら急に天気が良くなってきた。
別のピラミッドにも登ってみる。
だんだん疲れてきた。
さっきのピラミッド山(右)とガラスのピラミッド(左)。
ガラスのピラミッドへ潜入。
注)ここはパリではありません。
ガラスのピラミッドにはやはり青空が似合う。
幾何学的なこの公園の地図
札幌駅に戻りバスに乗る。


特急はぼろ号の1日一本しかない(しかも夏期のみ)雄冬ルートで留萌へ。
変な(新しい?)信号機。


北海道では冬の雪対策で信号機は縦型が多いのだが、
この手の薄型タイプは初めて見た。
石狩川を渡る。
牧場の向こうに日本海が見えてきた。
海岸に沿ったくねくね道をバスは快調にとばす。
夕陽にはまだ早いが車窓はとってもアートな光景が海と空に広がっていた。
パタゴニアを彷彿させる奇妙な山々。
一番前の海側の席(通称「かぶりつきシート」)を取ろうと
出発の30分も前から頑張って並んでいたのに…

なんとこのバス、
前2列は優先シートになっていて座れず消沈してしまった。。


ただし、この辺りになると客が殆ど誰もいなくなったので
ドライバーに頼んで座らせてもらって前方の景色を堪能できた。
雄冬海岸はこんなゴツゴツ岩場が連続で、

20年くらい前にトンネルが完成するまでは

完全に陸の孤島だったのだ。
奇岩の名勝地が次々と現れる。
今日は雲が厚いので夕陽は拝めそうにない。

感度を極力上げたくないので暗くなると
どうしてもシャッタースピードが遅くなる。
留萌の街に到着。

かつてニシン漁で一時代を築いた街。

何度か通過したことはあったが泊るのは初めて。
ネットで評判の駅前にあるラーメン屋に入って夕食。

評判通りの旨い店だった。

その後宿に戻ってネットする。


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