東部カナダ鉄道紀行

カナダ随一の国際的大都会



一夜明けて抜けるような青空のトロントの朝


気温も清々しい涼しさである
まずはフェリーで対岸のトロント島へ渡る


団体に紛れて乗ろうとしたがバレてしまった

往復$6
CNタワーが一際高く聳える

タワーを取り巻くように
高層のコンドミニアムもかなり増えている


フェリーは対岸の3か所へ向かうのだが
とりあえず最初に来た船に乗ったら
全然違う場所へ連れて行かれた

でも無料で別角度のタワーを鑑賞できてよかった

左手はロジャーススタジアム(旧スカイドーム)

無事に目的地のワーズ島へ到着

ワーズ島の船着場
ワーズ島から見た絶景のトロントのスカイライン
この島には3000人くらい人が住んでるらしい


毎日この景色が見られるのは羨ましい限り

ワーズ島からセンター島まで歩いた(約3km)
島内には緑豊かな自然が保たれている
センター島の船着場に到達

センター島からのトロントスカイライン


いよいよお目当てのCNタワーに登る

富士山と一緒で近くで見ると薄汚れていてキタナイ塔体

エレベーターの天井に開いた窓から上を仰ぎ見る!
360mの展望室に到着

恐怖のガラス張り床
ガラスの上に載るのは憚られて窓枠を歩く
展望台から見下ろしたダウンタウン

絵葉書などでよく見る景色
実はまだ上があるのだ

「スカイポッド」という

地上415mにある世界一高い展望室

別の所で展望室の割引券を買っていたので
追加料金$8+Taxを払って上がる
(割引券はメインだけなら得だったが
両方登るとセット券の方が安かった)
スカイポッドから見下ろしたダウンタウン

メインからの景色とは若干の違いでしかない

狭いスカイポッドの内部
眼下にメイン展望台を見下ろす
湖岸には飛行場が見える

まるで飛行機から眺めているようだ
ここで夕焼けの時間まで粘る

香港からの留学生も付き合ってくれた


次第に息を呑む絶景が闇の中に浮かび上がる

待った甲斐があったというものだ
最後にガラス床を再び踏みしめて今日はお仕舞い
翌日も雲ひとつない青空が広がった
セントローレンス市場を覘く

活気ある市場の中
街中を歩いていると何やらビルの谷間に
可愛い時計塔が見えたので行ってみる
レトロな建物に囲まれた街区

デパートの「the Bay」も厳しい
時計塔は市役所旧庁舎のものだった
隣には市役所の新庁舎が立つ

出来てから既に40年も経っているのに
デザインは全然古さを感じない
市役所内に展示されている市内の模型

CNタワーが50cmほどだったので
多分スケールは1/1000くらいだろう

六ヒル森タワーの模型を思い出した

腹がへったので中華街へ向かう
路面電車は只今工事中
オーソドックスにワンタンメンと
BBQダックライスを注文
古着屋の集まる「ケンジントン通り」
トロント大学のキャンパスへ侵入

左の厳かな建物は丸ごと本屋だった
大都市の中にあるキャンパスはやはり
雰囲気が非常に"都会的"である

真っ赤なチュ−リップが生える中央広場
キャンパスからCNタワーが望める
トロント大学の隣に鎮座するオンタリオ州政府
街中のいたるところから見える
CNタワーは良いランドマークだ


巨大なモールの「イートン・センター」
MLBトロント・ブルージェイズの本拠地
「ロジャーズ・センター」


世界初の開閉式ドームとのことだ
巨大な屋根のすぐ横に高いCNタワーが
にょっきり聳える様を見ていると
自分が小人になった気分になる


対戦に相手は松坂のいるレッドソックス

この日は運よく火曜日で$2で観戦できた
(松坂の登板は残念ながら翌日だったが)

指定席は三塁側のブルージェイズファンサイド
一塁側に行ってみるがやはりジェイズファンだらけ
試合はボストンの一方的な展開

観客は途中で帰る人が続出

残っている人もやけっぱちで騒ぎまくる

身の危険を感じて早々と退散
しょうがないのでネット裏で見る

夕闇に聳えるCNタワー

球場の明かりを浴びて闇夜に浮かび上がる
(ライトアップしてるわけではない)



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