悠久のガルーダ

ボルブドール



9世紀半ばに造られたと
いわれる仏教寺院

世界遺産にも登録されている
世界最大の仏教遺跡である
日中の暑さを避けて早朝に見学
急な階段を登っていく
ちょうど日の出に間に合った
周囲が明るくなってきた

遺跡が陽に照らされて輝く
遺跡は上から見ると
一辺が120mの
巨大な正方形をしている
遺跡の中を登っていく

階は全部で9層からなる
朝の冷気で荘厳な雰囲気
神秘的な光景
朝もやの彼方から微かに
ガムランの音楽が聞こえてくる
高さ42mにまで接着剤一切なしで
石が積み上げられている
頂上部は円形の3層から成る
双子型の成層火山を遠くに望む
周囲には幾つもの成層火山が見える
富士山に良く似ている
獅子(狛犬)の石像
ドームの中には釈迦像が納められる
4層の壁面に渡って
レリーフが描かれている

計約2500面のレリーフには
釈迦をはじめ1万人以上が登場する
まるで石の彫刻でできた
森林のようだ
あらためて巨大さを実感
ユネスコの援助協力で10年以上の
歳月をかけて1983年に修復された
ここも19世紀に発見されるまでは
1000年以上もの間密林の中に
埋もれていたという


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