悠久のガルーダ

ジャカルタ1


ジャカルタ・ハッタ空港に到着


安全で便利な国内旅で鈍った感覚を
久々に途上国モードに切り替えて戦闘開始


知らない都市の空港から市街への移動はいつも
あたかも宇宙ステーションから大気圏へ突入して
未知の惑星の地表に降りるかのような感覚である
安宿街「ジャラン・ジャクサ」

昨晩は到着が夕刻と遅かったので
空港バスの中で知り合ったイタリア人と
ツイン1室をシェアした(1泊約1200円)
格安航空券の入手しやすいジャカルタにあって
ジャクサ通りはバンコクのカオサン通りと並ぶ
バックパッカー御用達の安宿街

安宿のほか旅行社や食堂、雑貨屋などが並ぶ


当初インド方面に行こうと思っていてチッタゴンか
ダッカ行きの安チケットを探したのだが
意外と高かったのでやめる

代わりにパースの安いチケットを見つけたので
急遽オーストラリアに行く事になった
(エアパラダイスでパース往復US$300)
お陰でインドのガイドブックが唯の錘になる


付近のモスクからは毎日礼拝の祈りが
定期的に聞こえてくる
3連泊したマルゴットホテル

ジャランジャクサでは一応最高級な部類のホテルだが
それでもシングルで1泊約1800円也

最上階だったので夜の輝くモナス塔がきれいに見えた
地元資本のサリナデパート前

サリナデパートのお土産品コーナーは
非常に充実していて見ているだけでも楽しい
ジャカルタ市内を南北に貫通する目抜き通りの
「ジャラン・タムリン」
この通りの両側には高層ビルが立ち並び
非常に近代化されている
タムリン通りの真中の両側1車線ずつは
BUS WAYという文字通りバス専用路線となっている

赤と黄色のツートンの新しいバスが渋滞を気にせず快走

1乗車約30円
左手のゴツイ建物は日本大使館

地図ではその隣にオーストラリア大使館があるのだが
どうやら既に何処かに移転してしまったらしい

ビザ取得のため移転先を探して苦労して辿り着く

(後日談:ジャカルタのオーストラリア大使館はこの
約2週間後に爆弾テロに遭い百人以上が死傷した)
日本大使館そばの日航ホテル
プラザインドネシア

ショッピングモール、ホテル、その他娯楽施設を
併設する巨大な商業コンプレックス
プラザインドネシア内部のアトリウム

この国らしからぬ雰囲気
テナントには「そごう」や「紀伊国屋書店」も
入っている
正面に聳えるヒルトンホテルに曽我さん一家が
つい先だってまで泊まっていたらしい
市内には青色のタクシーが多い
通貨危機により建築途上で放置された建物も
市内の随所に見られる


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