青 と 白




列車の不通による突然の予定変更で来てしまった浄土ヶ浜



4:55 八戸港に到着
フェリーターミナルはJRの駅から
結構離れた場所にある


本八戸駅へ行くか陸奥湊駅へ行くかで迷ったが
当初の予定通り陸奥湊へ向かうことに


海沿いを約5キロの道のりを歩く
八戸フェリーターミナルを後に闇の中へ消えていく
途中の八戸大橋の上から見た八戸市街地の灯り


この橋はかなりの高さがあって
真下には暗黒の海が広がり
写真撮るのも決死の覚悟
途中ちょっと迷ったが1時間くらいで何とか陸奥湊駅に着き1番列車に間に合う
5:53発の久慈行き列車
車窓から見た太平洋に昇る朝日が素晴らしい
海岸には荒々しい波が打ちつける
入り組んだ海岸線が朝日に美しく映える
予定より10分ほど遅れて久慈駅に到着


三陸鉄道の接続列車が出発せずに待機していて
運転手の指示で切符も買わずに急いで乗り込んだ

たった1両のバスのような列車である
後方の窓からほんの一瞬降りただけの
久慈駅が遠ざかっていった
車内で運転手から特割フリーパス(900円)を購入

これは青春18切符を提示すると買える特別な切符
車窓に連続する複雑な三陸のリアス式海岸を眺める


津波はこぇーべな・・・
途中の駅での下り列車とのすれ違い
紺碧の青空の下を1両列車は快調に走っていく
9:35 宮古駅に到着
三陸鉄道宮古駅 宮古駅前
JR宮古駅


次の列車まで時間があるので
ノンビリと構えていたが
なんだか様子がおかしいぞ…
な、なんと乗る予定の釜石行きの列車が
強風で本日は運休!

次は13:06まで列車は全くないし
それさえ動くかどうかも判らんらしい

絶句・・・・・・

天気がいいので油断してた…
仕方がないので当初予定していなかった
有名な浄土ヶ浜へ行ってみることにした
バスに乗って15分ほどで到着


天気がよかったせいもあるが
浄土ヶ浜は期待した以上に見事だった
ほんとうに極楽浄土に来た感じがする世界だ
立ち入り禁止らしい横の岩山に登って
上から眺めてみた
岩山の先端に立つのは風が強くて足がすみ
さすがに気が引けた
人が来たので再び下に降りる


水がとても澄んでいてきれいだ
諏訪湖の御神渡りのような岩脈が海に突き出す
つぎは安全な展望台に上って遠くから見下ろした
観光船も定期的に出ている




ここの沖で明治維新直後に旧幕府の戦艦と
新政府の艦隊との間で海戦があったとは
まるで知らなかった



宮古港海戦記念碑

鈴木善幸の書
ほかにも東郷平八郎が残した石碑もある


バスで市内に戻り宮古の街を探索
商店街 宮古市役所
宮古港(上)と宮古市街(下)
結局釜石行きの山田線の列車は風で全休となり
やむなく海岸線をあきらめて内陸部の盛岡へ向う


14:14発の臨時快速列車
山田線は閉伊川に沿って走っていく
JRと並走する国道を走るバス
川沿いに長閑な田園地帯が続いていた
盛岡に到着
盛岡駅(上)と駅前の様子(下)
駅の裏にあるマリオス(盛岡地域交流センター)


20階建てのビルで最上階に無料展望室がある
展望室の内部
駅周辺開発の模型
床には盛岡の大きな地図があった
展望室からの盛岡市街の眺め
18:15 盛岡発一ノ関行きの列車
19:48 一ノ関到着
一ノ関駅
駅前とこの日泊まった東横イン(右)
夕飯を食いに夜の商店街へ散策に出る



どこも正月で閉まっていて
結局駅でカレーを食った

青 と 白

青 と 白