1st Day


Seattle, WA




今回の旅の基点はシアトル



まずはウォーターフロントのPier 54にある地元では
有名なシーフードのお店"Ivar's"へ出向く


こことBCフェリーのチャウダーは美味さでは双璧をなす
シアトルに来ると何故かいつも、ここのクラム
チャウダーが無性に食いたくなるのだ

クラムチャウダーの大きさと値段は以下のとおり

  Cup: $2.79
  Bowl: $4.29
  Tanker: $7.99


ほかにも鱈や鮭、帆立や牡蠣のフライなどを
注文することもできる
今回オーダーしたもの

 ・フレンチフライ
 ・コールスロウサラダ
 ・クラムチャウダー(bowl)


チャウダーはこのサイズでもちょっと量が多かった
店は埠頭の上にあって、奥には海に面したベンチが
ずらりと並び、お決まりのカモメ達がお客からの
おこぼれを待っている

カモメの間にも縄張りがあるようで、強い鳥は自分の
領域への侵入者や小さな弱者を排除しようとする

こういう場面では敢えて弱い奴に餌を撒きたくなる儂
エリオット湾対岸へ渡るフェリーを眺めながらの食事




気持ちの良い旅立ちとなった
NFLのシアトル・シーホークスが本拠地とする
クウェストフィールド球場

約7万人近くも収容できるそうだ

観客席がせり上がり、外からでも巨大さが実感できる


チームは2006年にスーパーボウル初出場を果たした
その奥にある、MLBのシアトル・マリナーズの本拠地
セーフコフィールド球場

イチローや城島の活躍で、日本でもお馴染み

上部は開閉式のドーム状の屋根となっている
雨模様となったシアトルの街並み


手前の茶色い尖塔がキングスストリ−ト駅

ホームには数両の列車が並ぶ


この後駅近くの「宇和島屋」という日系スーパーで
2日分の食料を調達する
キングスストリ−ト駅の正面


実は隣に豪華なユニオン駅があるのだが、
別の用途に転換されていて今は使われていない
キングスストリ−ト駅内部の待合室と発券カウンター


車社会のアメリカでは、1日の列車の本数が非常に
少ないため、 日本の駅と比べて、というか同程度の
規模の日本の都市の駅とは比較できないほどに
お粗末で小さな駅だ。
ホームに入線した "Empire Builder" 号

機関車一両が荷物車と4両の客車を牽引する

客車は二階建てのスーパーライナー編成


途中のスポケンでポートランドから来たもう一つの
Empire Builderと連結されて長大編成となる
客車内部の様子


全席が自由席なので最初は戸惑った

席は日本のグリーン車よりも広く
後ろに35度もリクライニングする



さあ、いよいよ出発だ
午後4:45、時間通りにシアトルを発車



遠くにシアトル名物のスペースニードルが見えた
ワシントン湖へつながる運河をゆっくりと通過
左側の車窓に海が見えてきた
アメリカで最も美しい路線のひとつとされるプジェット湾
の岸辺に沿って列車は徐々にスピードを上げていく
夕陽にはまだ時間があったが、プジェット湾の西に
沈む太陽が旅立ちを見送ってくれた
港に停泊していた原子力航空母艦


アナウンスによると、CV72リンカーンとのことだ




この日の夜車窓から眺めた湖面に浮かぶ満月は
この世のものとは思えないほどの美しさだった



Back . . . . . . . . . . Next
Top Page