Indian-Pacific

今日から大陸を横断することにした

まずはまる二日かけてパース〜アデレード間
約2600kmを列車で走破する


インディアン-パシフィック号の発着ターミナルである
イーストパース駅に電車で到着

反対ホームにはインディアン-パシフィック号が
遥か彼方まで続く長大な編成で既に停まっていた
各車両の真中に付けられた
インディアン-パシフィックのロゴマーク

結構カッコいい
閑散とした乗車ホーム
ホームには車の横付けが出来るようになっている
長大編成を牽引する武骨な機関車
進行方向前よりは金色カンガルークラス(1等寝台車)
このクラスの乗客は退職して(金と)時間を
持て余していると思しき年配者が殆ど

値段はAUS$1000近くする
進行方向後よりに赤色カンガルークラス(2等座席車)

アデレードまでは値引きでAUS$150
値段が段違いに安いとはいえエライ差である
サロンカーは共有する


ここで地元の人だけでなく
多くのワーホリ系日本人と知り合う
いよいよ出発
次第に乾わいていく大地
カフェテリア車
ファーストフード系の食べ物の売店

当然値段はえらく高い
ごく稀に通り過ぎる駅
大地の向こうに1日目の夕陽が沈んでいく
夜半にカルグーリーの町で約3時間停車

地の果ての土地には似つかわしくない
近代的な列車が反対ホームに停まっていた
町の郊外にある金鉱山を見に行くツアー
カルグーリー駅の駅舎
夜遅い周囲に開いている店はなくて
1kmくらいうろついてコンビニを一件見つけた
朝起きるとブッシュの点在する砂漠地帯を走っていた
進行方向に朝日が昇る
朝日を浴びて快走する列車
赤褐色の砂漠
砂漠のど真ん中で停車
クックという駅だった
とりあえず降りてみる
最後尾はカートレイン
やってきた方向

世界で一番長い直線(約500km)が続く線路である
長い列車を今度は先頭に行ってみる

20両以上も繋いでいるので
端から端まで歩くのが大変だった
これから行く方向
インディアン-パシフィック号の全貌
再びブッシュの砂漠を走り出す
2日目の陽が沈む
翌朝、アデレードに到着


Back        Next