長崎への旅

2006年連休


中国JRバスの「広福ライナー」夜行にて
広島バスセンターに早朝到着


このバスは西条を経由して福山まで行くのだが
福岡−広島間往復の券を買った(往復7000円)


朝の静かな広島市内(下)
尾道へのバスを待つ間
広島バスセンター周辺を徘徊する


NTTクレド基町ビル(右)
ショッピングモールの「パセーラ」が入居

木造で復元された広島城二の丸(下)
広島交通の高速バス「フラワーライナー」で尾道へ

おのみち「男たちの大和」セット乗車券(上)を買った
(この券があったから広島で途中下車したのだ)

広島−尾道往復のバス代、渡船料金、
ロケセット入場料込みで2800円と割安
(通常往復バス代だけで2700円)
約1時間半で尾道駅に到着
自販機も「男たちの大和」デザイン

(売ってるものは普通のと同じ)





男たちの大和 公式サイト
駅前の渡船にて向島の旧造船所へ


ロケセット一般公開会場


ロケセットのある造船所内は
危険との理由で自由歩行は許されず
専用バスにてしかるべき場所まで誘導される

バスに乗るのも30分待ちくらいだった
いよいよ見えてきたロケセット


周囲にクレーンがあって
本当に戦艦が入廠しているようだ


本来は3月までの公開予定だったが
あまりの人気に連休終了まで期間を延長

入場者はトータルで100万人を超えた
(赤字覚悟の公開だったらしいから嬉しい誤算)
バスを降りて階段を上がると
いきなり艦首の巨大な菊花紋章が現れた


これは当初無かったのだがロケセット公開に併せて
角川が2億円かけて急遽造ったんだと
(この張りぼてが2億もするかな?)
写真撮るのも順番待ち
見学者の波が全く途切れない


こうして見ると戦艦の巨大さを確実に実感できる

艦橋が無いのが残念だ
(映画ではCGを合成したらしい)
乗艦ヲ許可ス
本物の戦艦に乗っているようだ
このセットだけで6億円かけたそうである


2番砲塔の横から艦橋方向を見る(右、下)
敵戦艦の砲弾を易々と撥ね返した硬い硬い砲塔(モドキ)
艦首から見たロケセット全体


手前に向かって大和独特の
甲板の微妙な勾配がある
1番砲塔は砲身が無い上に途中で切れている


予算上右舷側は相当手抜きしているのが判る
正に鉄(くろがね)の城
ウェザリングの具合も丁度いい
触ってみなければ張りぼてとは到底判らない


セットの下はこうなっている

隣の空きドックの船台

アルミの骨組みにベニヤ板の薄っぺらな装甲



総員(退官ではなくて)退艦します



この角度から見ると実艦のように見えて凄い(下)
昼食に食堂で食べた海軍カレー

レトルトのお土産版もあった


取り立てて何の変哲も無いカレーなのだが
海軍では洋上で曜日の感覚を保つため
毎週金曜日はカレーを食べる習慣が
あったために名物となったようだ
再び渡船にて尾道サイドに戻る


行きでは気がつかなかったが
真横にロケセットが横たわっていた(下)
潮の流れる瀬戸内海 尾道水道 あの山の上の城が気になる
千光寺公園山頂の展望台から眺めた
大和のロケセット


この角度からだと何だか判らない
千光寺公園山頂の展望台からの眺め
文学のこみち






尾道にゆかりのある作家や詩人の作品を
刻んだ25の石碑が千光寺公園内
の散歩道に配置されている


千光寺山ロープウェイ


木立の散歩道をのどかに逍遥する
十返舎一九の碑 金田一京助の碑
林芙美子の「放浪記」の一節
海が見えた。海が見える。

十五年振りに見る尾道の海はなつかしい。
大宝山権現院・千光寺


三つの岩が重なる「三重岩」



「赤堂」と呼ばれる千光寺本堂(上)

本堂の舞台の上(右)


天寧寺三重塔(国重文)


千光寺山ロープウェイ乗り場
現在は観光案内所となっている商業会議所記念館
(旧商工会議所)の2階にある再現された議場
一番街商店街


林芙美子像
フラワーライナーにて広島へ
翌日は午前中宮島へ
宮島航路には広電系の宮島松大汽船とJR西の宮島連絡船が運行している
広電の一日券を買ったので宮島松大汽船を利用



日本三景:丹後天橋立・陸奥松島・安芸宮島
(なんと1年以内に全部行っている…)


大鳥居
厳島神社
今日は運よく高舞台で演じられる舞楽を鑑賞できた


能舞台


五重塔
広島名物の牡蠣を食す
午後は取って返して反対側の呉へ出向く


大和ついでに「大和ミュージアム」を訪問

正式には「呉市海事歴史科学館」というが
誰も知らない
この博物館の超目玉が
1/10 の大きさの巨大な戦艦「大和」の模型

全長約26m

プラモデルとはちょっと違う
でかい
デカイ


呉港のジオラマ


海から引揚げられた大和の遺品
海底に沈む無残な大和の状態 ヤマトに出てきた情景とは全く違う
山口多聞の「飛龍」に掲揚されていた少将旗 戦艦の軍艦旗


3階に上がって上から眺める



屋外の展示物

戦艦「陸奥」の主砲身、錨、スクリューなど



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