長崎への旅

2005年秋


JR九州の看板列車「白いかもめ」に乗って長崎へ

博多から約2時間の旅
長崎駅到着


駅では鉄道記念日のお祭りをやっていた
一日目は天気が良いから稲佐山に行くことにしたので
電車を使わず長崎バスの一日券(500円)を買った


稲佐山へはロープウェーだと往復1200円もするが
バスで往復すると一日券が使えてただで行けるのだ
まずはわき目も振らずお目当ての今日の船宿へ直行


なにを隠そう今回長崎へやって来たのは
あの青函連絡船に乗るためであった
なんで長崎に青函連絡船が?と思ってしまうのだが
連絡船の1隻が「ホテルシップ・ビクトリア」として
長崎港に係留されている(た)のだ

前オーナーが船好きだったせいで廃業した連絡船を
買ってホテルにしたそうなんだが会社は経営破たん

2004年から大手ホテルチェーンが営業を引き継いだが
維持費の関係で12月中に閉鎖することになった


今回は「さよならセール」で超格安で泊まれるのである
懐かしい「大雪丸」とのご対面


まるで芸者の化粧のように船体は殆ど真っ白に塗装
されていて昔の趣きあるイメージとはちょっと違った
大雪丸の表示が栄えある青函連絡船の経歴を物語る


カッコいい
右舷についていたスクリュープロペラ


直径3.25m・重量2.02tと書いてある
ホテルの入り口


中はいたってシンプルで昔の連絡船の面影が残る



でもやっぱり九州で青函連絡船に愛着ある人なんて
あんまりいなかったんじゃないのかな…
ブリッジはカフェバーに改造されていた

(ただし休業状態だった)
甲板に上って長崎港を眺める


目の前は昔「戦艦武蔵」を造った三菱重工の造船所
港に停泊していた海上自衛隊の最新鋭イージス艦「ちょうかい」
長崎市街の方向


こんな所にもタワーマンションが建っている
完成間近の女神大橋
今晩上る予定の稲佐山
とってもいい天気なので近くを散歩する
グラバー園


園入口までの坂道の両側にはお土産屋が並ぶ
旧三菱第2ドックハウス


園内の最も高いところにある
旧三菱第2ドックハウス2階からの良い眺め
さっきのイージス艦と稲佐山のアップ
長崎市街の方向
眼下に大雪丸



以下グラバー園内を散策

旧ウォーカー邸



旧オルト邸




旧グラバー邸
長崎伝統芸能館(くんち資料館)
稲佐山展望台

夜のライトアップされた大雪丸



夜 甲板に上がってみる

ここにはビアガーデンらしきものがあったようだ




甲板からの長崎港の夜景(下)


大雪丸当時の案内板
翌朝 船内を自由見学する
さようなら大雪丸
今後の身の振り方はまだ決まってないそうだった
新地中華街



ちゃんぽんは駅前の店で食べた
もちろんここより遥かに安い



ここの公園で豚まんを喰っていたら
鳩がいっぱい周りにやってきた
 出島を探索



出島の境界を掘って復元(左)
上は河岸に沿って造られた出島の塀
復元された出島の巨大模型
復元された建物群


まだまだたくさん復元するようだ

出島の正門
有名な「眼鏡橋」(国重文)


ほかにもユニークな石橋が
この中島川にはたくさん架けられている
松山町の平和公園を訪れる
平和祈念像
監獄跡
浦上天主堂








原爆公園内の爆心地の標柱






韓国の団体観光客がぎゃーぎゃー騒いでVサイン
しながら記念写真を撮っていて非常に不愉快だった


夜の眼鏡橋


ライトアップされていてとても綺麗だった



この後 浜街アーケードの老舗喫茶で
長崎名物の「トルコライス」なるものを食った
(イスラムのトルコで豚カツはないだろう!)
夜の長崎駅
翌朝の長崎駅
再び白いかもめに乗って急いで帰る



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