北海道 4日目

午前中は帯広の街を歩く




帯広駅はちょうど10年前の1996年に高架駅となった

構造的に宮崎駅と似ている











グリーンパークの400mベンチ
(世界最長のベンチとしてギネスブックに登録)
緑ヶ丘公園(グリーンパーク)の百年記念館



帯広の街角


藤丸百貨店とタウン8広小路(左)

メインストリートの平原通りを
駅方面に向かって(右)




本日のメインイベントは
(ミーハー丸出しを承知で)
4月21日に廃止されてしまう
ちほく高原鉄道・ふるさと銀河線」
に乗ることである


「がんばれ!ふるさと銀河線」
と車体に書いてあった(左)

がんばれ!4月20日まで
高架から眺める帯広の街


池田まではJRの列車を並結して
根室本線の線路上を走る
   池田で後のJR車両を切り離して一輌の単独列車となる

廃止前の記念乗車のための観光客と思しき
(俺と同じ)乗客が池田から沢山乗ってきた

狭い一輌の車内はぎゅうぎゅうのすし詰め状態で
さながらラッシュ時の総武線の様な状態を呈した

恒常的にこんなだったらまず潰れなかったのにね
大自然以外には何もない大地を
列車は黙々と走り抜ける

こういう自然が延々と続く景色は
本州ではまずありえない
国鉄時代の池北線(池田-北見)が
1989年に第3セクター化されて開業

民営化後約17年という短いようで
長い(長いようで短い)期間
なんとか存続してきたが
終に廃止が決定

1911(明治44)年の網走線として
の開業からは95年の長寿を全う
冬期の最低気温の平均が
日本で一番低い町

2月には「しばれフェスティバル」
なんてお祭りもある(右)

注) 「しばれる」とは酷く冷えること
くれぐれも「縛れ!」とは誤解なきように
緩い峠を越える陸別−置戸間は
オホーツク海と太平洋の分水嶺

当然ながら乗客も一時的に減る


置戸からは記念乗車の客等で
再び車内は溢れかえる

もう二度と無いことだろうけど

3時間ちょっとで終点の北見に到着
  おつかれさん!

三角屋根が特徴の北見駅


右の建物がふるさと銀河線の本社
駅前の大通り西方 駅前の中央通り
閑散とした一番街商店街 人の気配のある二番街商店街
大通りを西に歩いてみると本州資本のホテルがずらりと居並ぶ
透きとおったスープと縮れ麺が絶妙な
さっぱり系の北海道の塩ラーメン

やっぱりこれは北海道ならではの味だ

冷え切った身体に染み渡るほど旨い


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